2013年4月7日日曜日

なぜ執着すると苦しいのか

何事も執着してまわりが見えなくなって、必死にしがみついてバタバタしたのではさらに事態を悪化させてしまいます。

周りの友達からは、さんざん「あんな男やめなよ」と言われているのに、どんなに彼に冷たい態度をとられても必死でしがみついて離れようとしない。
時には周りに迷惑をかけることになっても、「彼との出会いは運命だから」と言って、”運命”という言葉にしがみつく。

人は叶わない恋に”運命”という言葉を重ねて、好きな人との関係を現実的にしようとするのかもしれません。
ですがそれはあくまでも個人の感情であって、”妄想”とたいしてかわらない場合も多いのです。

ですが執着心が、すべて悪いかというとそうではありません。
人の行動の原動力は、『負の感情』からくることがほとんどです。
「怒り」「不安」「恐怖」・・・・

世の中の社長さんは、自分の会社が潰れてしまうのがコワいという「恐怖」があるから、毎日何10時間も働きます。

家族をもつ方は、頑張って仕事をしないと、愛する家族全員路頭に迷わせてしまう・・・
という「不安」から毎日毎日辛い仕事を頑張ります。

ですが恋愛の場合少し違うのは、全て目には見えない感情の問題だということ。
仕事をした分、対価としてお金をうけとりますが、好きな相手に愛情をたくさん注いだからといって、同じだけの愛情が返ってくるとは限りません。
このことは、わかっているつもりでも、なかなかわかっていない場合が多いのです。

恋愛関係が上手くいっている時は、1人では味会うことのできない「幸福感」や「トキメキ」を感じ、色々な面の自分に出会わせてくれます。
失いたくないと思うのは当然です。
ですが、苦しくなるのはその関係に不安や壊れてしまう恐れを感じたとき。
「もっと私を幸せにして!!」
と、自分の心の平安を相手に求め、他力にすがるかたちになってしまいます。

手放したくないのは、”相手の気持ち”ではなく、
その人がくれる幸福感や心地よさ。
自分1人では感じられない感情なゆえ、さらにその人に執着し、さらに苦しむということの繰り返し。

そして、なぜ執着がこんなにも苦しいのか?
それは怒りや負の感情というよりも
自分の気持ちが、”能動的”から”受動的”な方向にシフトしてしまうからではないかと思います。

もっと解りやすく言うと、
「相手を満足させてあげたい」から、
「自分を満足させて」に変ってしまうからです。
そして、その自分の姿がどこか不自然なのは解っているのだけれど、
”持ち”の姿勢が耐えられない。

どうしても辛くなって、執着してしまいそうになったら、
”これから自分はどうなりたいのか”を考えてみたらどうかと思います。
ほとんどの方が、
「彼と幸せになりたい」と思うはずです。
ですが1つ、絶対に勘違いしてはいけないことがあります。
「前みたいな彼に戻って欲しい」とか、
「最初のような関係に戻りたい」は絶対に思わないこと。


時間は常に流れ、関係は常に変化します。
”以前の2人の仲”に執着しないことが大切だと思います。

1歩進んだ新しいステージで、
2人が心地よく過ごすには自分はどういう行動をとったらよいのか、
どういう精神状態で毎日を過すのがよいのか、
という考え方をしてみてはと思います。

ですがやはり人間、
心揺さぶれる人に出会ったらそれは嬉しいし惹き込まれることもあります。
その人のことを縛りたいとも思うだろうし、自分のことだけみていて欲しいと願います。
全くなにも思わないほうが不自然なのかもしれません。
1番に考えてくれなかったり、すれ違うことが多くなると苛立つのも人間です。

苦しいから楽しいし、
切つないから愛おしいし、
傷つくからリアルな感情になる。
そして、自分で体感した感動はとてつもなく大きい。

ですが、今回書かせてもらった”執着”という感情のコントロールの仕方は、知っておいて絶対に損のないことです。
”執着”や”嫉妬”という心は、時には精神だけではなく、身体をもむしばむほどの力があります。
そうならない為にも、気持ちに余裕を持つことができれば、

「待つ辛さ」が少し解消できるのではと思います。




(こちらは2013年4月まで「バスローブ・ルームウェアの専門店affetto」にて掲載されていたコラムです)




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