2015年12月27日日曜日

試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

先日、クリスマスプレゼントでライターの友人のU氏からこの本を貰いました。

「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。著:尾形真理子」

この本を読んだ大角の感想が聞きたい、と頂いたプレゼント。
せっかくなのでブログに残しておきたいと思います。

尾形真理子さん博報堂出身の人気コピーライター。
資生堂やルミネのキャッチコピーなど、女性への人気が絶大。

ある1人の女性がオーナーの渋谷のはずれにある小さなセレクトショップ。
自分の好きなものだけを集めたこだわりのお店「closet」。
色々な思いを抱えて、自分を変えたくて洋服を買いにくる5人の女性の物語。

女性へのコピーを書かせたら右に出る物はいないと言われる尾形さんの小説なだけあって、
女性がキュンとしてしまうワードがいっぱい。

それぞれのストーリーも読みやすくて良かったんだけど、
このセレクトショップの女性オーナーにすごく自分を重ねてしまいました。
読み終えて思ったのが、そういえば私もこういうお店やりたかったんだよな〜ということ。
自分の好きなものだけを集めた小さなお店をもつのが幼い頃の夢。

尾形さんのコピーでは本のタイトルにもなっているルミネのキャッチコピー
「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」がすごく好き。
好きな人ができたら試着室ではもちろん、ハンカチ1枚買うときでさえその人がよぎる。
女はたった1人の「かわいいね」のために、
何十枚も服が買えてしまう生き物なのです。

そしてこの物語でもう一つ、
私の最大のキュンとしたポイントは・・・アントワープ!
このセレクトショップのオーナーの彼氏はベルギーのアントワープのメゾンで
パタンナーをしているという設定なのだけど、
「アントワープ」という設定がニクい!

ファッションといえば、パリやニューヨークが取り上げられることが多いけど、
ベルギーのアントワープもファッションの聖地。
アントワープ王立芸術アカデミーからは、沢山の有名デザイナーが生まれています。
パリやニューヨークとはまた違った魅力があり、アントワープの6人は伝説。

アントワープというワードを見て、
ロンドンに行ったときのことを次々と思い出しました。

もう洋服の仕事をしてく自信がなくなって傷心旅行のような気持ちでロンドンを訪れた時、名門校「ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション」の前を通ってものすごくウズウズしてきて、そのあとに行ったデパートでみたJimmy Chooの白いハイヒールがすごく素敵で、(Jimmy Chooはカレッジ・オブ・ファッションの卒業生)
自分のブライダルシューズは絶対にJimmy Chooと決めことや、
その後に行ったベルギー旅行では、
アントワープ王立アカデミーを生徒のふりして入っていったこと...笑。

服なんて嫌いだ!と思っていたのに、海外に行ってみたら
洋服やファッションしか目に入ってこなかったこと。

アントワープにあるドリス・ヴァン・ノッテンの本店に行ったときはものすごくキュンとして、その近くのマルタン・マルジェラの本店で買った赤いストーンのネックレスは今でも宝物。

そして、その旅で少しだけ恋をしたメンズのこと。
連絡先も今は何をしているか分からないけど、
仕事を辞めて自信を無くしていた私に、
「環境を変えるためにやめたんでしょ?間違えてないよ」と言ってくれたこと。

この旅でバスローブと出会い、affetto.を立ち上げることになるので、
全て繋がっているんだなぁ、と。
あぁ、懐かしい。

この本の最後のストーリーで、女子アナ風の女の子が自分を変えたくて
個性的な服を探しているシーンがあるのだけど、
違う自分を見せたくて全然似合わないワンピースを買おうとします。

カメラマンの彼のビジネスパートナーの女性が赤いワンピースを着た個性的な女性だったから、
自分も普通じゃだめだと思って買おうとするのがアバンギャルドな真っ赤なワンピース。
こういう心境って確かにわかる。
自分にない魅力を持っている人って憧れるし、
かなわないと思ってしまうと、嫉妬心や競争心が生まれてくる時もある。
だけど、自分らしい個性をだしたほうがよっぽど魅力的なんですよね。

この5話の恋の話を読んで、今までの恋愛を振り返ってみました。
本当に辛いのは、恋が叶わなかったときじゃなくて、
気持ちがすれ違っている時なんだよなぁ。



本の帯にこんな言葉が書かれていました。

「可愛い服を買ったとき、一番に見せたい人は誰ですか?」




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