2016年10月8日土曜日

開高健とトリスウィスキー

ぷらりと通りかかった海の近くの道に「開高健記念館」があった。
なんだかとっても気になる。
開高健という名前くらいは聞いた事があったけど、小説家だっけ??くらいの記憶。

開高健は昭和を代表する小説家で、
あの有名なトリスウィスキーのコピーを書いた人でした。

「人間」らしくやりたいナ
 
 トリスを飲んで「人間」らしくやりたいナ
「人間」なんだからナ

サントリーがまだ「寿屋」と呼ばれていた時代のトリスウィスキーのコピー。
現在でも広告業界ではお手本として語り継がれるているんだそうです。

立ち寄った場所は開高健の邸宅(アトリエ)を記念館にしたもの。
とっても柔らかくて優しい雰囲気の場所で、なぜかすごーく居心地がいい。
年配の男性と女性がお2人で管理されていた。




実は結構波乱万丈な人生だったようで、
学生時代に知り合った彼女が妊娠し、
(奥様&親族が責任とれと押しかけ強制的に)できちゃった結婚。



父親がいない開高家は健のささやかなアルバイト代が頼りだったので、
将来が不安でいっぱいだったようです。
だけど牧羊子(奥様)と結婚したことで、ひょんなことから寿屋(現:サントリー)のコピー(宣伝文)を書くバイトを始めた。
これがきっかけで上記の名コピーが誕生する。
牧との結婚が結果的には転機となり、彼の運命が拓けたともいえるのかもしれない。

何か大変なことが起こる時は、現状を砕いて前に進みなさいというメッセージの場合が多い。
開高の場合、牧との強制結婚が彼の運命を砕き、新たな道を示したのだろう。

開高健をさらに調べてみたら、名言が多いこと!

文学はファッション・ショウじゃない。古いも新しいもない。進歩も退歩もない。わかりきったことじゃないか

しばらくぶりで出会ったとき、握手をして、さてそれから、その後いろいろなことがありました、という意味のことをいうのに、「橋の下をたくさんの水が流れました」という

誰よりも高く跳ぼうとすれば土に額をこすりつけ、地をはう蟻をながめねばならない

・サイゴンでは毎日のようにプラスチック爆弾が破裂して、大半は無告の民が死んで行くわけですね。キャバレーの女性のバラバラの肉体、血まみれの腸、目玉、太ももを忘れようとしても忘れられないけれども、いざ書こうとすると、道端のハイビスカスの花がどう揺れていたかがよみがえってくる

・かくて、われらは今夜も飲む、たしかに芸術は永く人生は短い。しかしこの一杯を飲んでいる時間くらいはある。黄昏に乾杯を!


今度ゆっくりとトリスウィスキーを飲みながら開高健の本を読んでみようと思います。
早速アマゾンで購入しよう。
このブログ書いてたら、昼間からウィスキー飲みたくなってきちゃった。



affetto.(アフェット)はバスローブ通販専門店です。


情報は公式SNSから随時発信中!

   





\ 商品試着サービス始めました! /